Training Course for Ansible Automation Platform
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Ansible Towerは、IT自動化のためのエンタープライズソリューションを提供するWebベースのUIです。
ユーザーフレンドリーなダッシュボード形式
Ansibleを補完し、自動化、ビジュアル管理、および監視機能を追加します
管理者にユーザーアクセス制御を提供します
仮想化、クラウドなど様々な情報ソース内のグラフィカルなインベントリの管理と同期が可能です
RESTful API に対応しています
などなど…
この実習ラボでは、事前設定された実習ラボ環境で作業します。以下のホストにアクセスできます。
Role | Inventory name |
---|---|
Ansible Control Host & Tower | ansible |
Managed Host 1 | node1 |
Managed Host 2 | node2 |
Managed Host 2 | node3 |
Ansible Tower はすでにインストールされ、ライセンスが付与されています。WebUI には HTTP / HTTPS 経由でアクセスできます。
Web UI を使用して Ansible Tower に admin
権限でログインすると、グラフと以下のような情報が表示されます。
最近実行したジョブ
管理対象ホストの台数
問題のあるホストの台数とそのホストへのリンク
ダッシュボードには、 Playbook で完了したタスクの実行に関するリアルタイムデータも表示されます。
Ansible Tower を使い始めるには、いくつかの概念と Ansible Tower 独特のオブジェクト名に慣れておく必要があります。
プロジェクト(Projects)
プロジェクトは Ansible Tower の Playbook の論理的な集まりです。これらの Playbook は Ansible Tower インスタンス上にあるか、または Tower がサポートするソースコードバージョン管理システム内にあります。
インベントリー(Inventories)
インベントリーは、 Ansible Engine のインベントリーファイルと同じように、ジョブを実行する対象ノードの集まりです。インベントリーはグループに分けられ、これらのグループの中に実際のホストが含まれています。インベントリーホストの登録は、1台1台手動で登録することも可能ですし、 Ansible Tower がサポートするクラウドプロバイダや、インベントリースクリプトを使用して自動で登録することも可能です。
認証情報(Credentials)
認証情報は、対象ノードに対してジョブを実行したり、インベントリーをダイナミックに同期したり、バージョン管理システムからプロジェクトコンテンツをインポートする時に使用されます。
認証情報は保存の際、 Tower によって暗号化されます。このため、登録された後はどのユーザーもコマンドラインでプレーンテキストで取得することはできません。このため、登録されたユーザーの資格情報を公開することなく、他のユーザーおよびチームに、これらの認証情報の使用権限を安全に付与することが可能です。
テンプレート(Templates)
テンプレートにはジョブテンプレートとワークフローテンプレートがあります。ジョブテンプレートは、 Playbook を実行するための定義とパラメータのセットです。ジョブテンプレートは、同じジョブを何度も実行する際に便利です。ジョブテンプレートは、Ansible プレイブックのコンテンツの再利用とチーム間のコラボレーションも促進します。ジョブを実行するには、 Tower では最初にジョブテンプレートを作成する必要があります。ワークフローテンプレートは、複数のジョブテンプレートやワークフローテンプレートをまとめて実行するための機能を提供します。
ジョブ(Jobs)
ジョブは基本的に、実行されたジョブテンプレートやワークフローテンプレートのことを指します。